なぜ、前肢より後ろ肢が 先に弱るのか?

愛犬に歩行障害がある場合、そのほとんどが
前肢より、後ろ肢に問題がある というデータがあります。

交通事故や病気のケースは例外として
一般的に、老化現象としては、前肢よりも
後ろ肢の機能が、先に低下していきます。
これは、後ろ肢の方に大きな負担がかかるからです。

そして、後ろ肢の機能が低下すると散歩に行く回数が減り
運動量が減少し、問題がなかった前肢の筋肉も落ちていき
やがて、寝たきり状態になっていくケースが多いのです。

ですから、後ろ肢の機能が低下してきたら
できるだけ早期に、後ろ肢用の車椅子を利用して
運動量を減らさないようにすることです。

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それでも、老いと共に 前肢も徐々に弱ってくることは
避けられないことです。

このような場合、後ろ肢専用の車椅子に前肢用のホイールを、
簡単に、後付けできる車椅子があれば非常に便利です。

ウォーキンホイールズの車椅子の最大の特徴は、
オーダーメード不要ということですが、これに加えて
前肢用のホイールが、簡単に後付けすることができることです

もちろん、オーダーメイド不要の設計コンセプトですから
どんな体型の愛犬にも、ジャストフィットするように できています。f-5

前肢用補助輪キット一式の内容と組立方法の動画

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愛犬の健康状態に合わせて、必要な時に 必要な介護用品を
賢くご利用していただくことで、愛犬はハッピーになれるのです。

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車椅子は、いつから使えば良いか?

愛犬の車椅子のお問合せが増えています。
中でも、こんな質問が目立ちます。

『まだ完全に歩けない状態ではないけれども
後ろ肢がよたよたして、前のように歩けなくなってきたけれど
まだ車椅子を使うのは早すぎるでしょうか?』

一概には言えませんが、後ろ肢の左右どちらかの機能が
低下してきたらできるだけ早く車椅子を使うことをお勧めします。

その理由は、悪い方の肢をかばって歩かせ続けると必ず
良い方の肢や他の部位に余分な負担がかかってしまうので
まだ悪くない肢や部位まで機能障害をおこす原因になって
しまうのです。

逆に、早期に車椅子を使うことによって リハビリ効果が 期待できます。
よたよたして、機能が低下してきた方の肢も車椅子を使えば、
体重を適度に軽減して、足先が軽く地面に接するように調整できるので
左右のバランスをくずすことなく歩行できるのです。

ウォーキンホイールズの車椅子を装着した愛犬達の様子をご覧ください。
両肢を宙吊りしているケースや、 両肢または、片肢だけを地面につけて
歩いているケースが、このビデオでご覧いただけます。

あまり、今流行りのフレーズは使いたくないですが、
車椅子を使わせるかどうか迷っているなら、今 でしょ!! ・・・ てな感じですね。

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四輪の車椅子、組立てと装着方法

ウォーキンホイールズの車椅子は、後ろ肢が不自由な愛犬が
もう一度、自由に歩けるようになるための歩行補助具です。

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この「後ろ肢用の車椅子」は、必要に応じて
オプションの 「前肢用の補助輪キット」を取り付けて
弱った前肢と後ろ肢をサポートする四輪の車椅子に
することができます。

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「後ろ肢用の車椅子」に、「前肢用補助輪キット」を取り付けて
四輪の車椅子に組み立てるデモンストレーション・ビデオをご覧ください。
ビデオの冒頭は、「前肢用補助輪キット」一式内容説明から始まります。

 

四輪の車椅子を愛犬に装着するデモンストレーション・ビデオをご覧ください。
今回は、体重の重い大型犬に装着する場合のデモ・ビデオです。

商品の詳細は、らせん階段のウェブサイトにあります。
http://handicapped-dogs.jp/ww-std/std-8.htm#option-front-wheel-kit
前肢用補助輪キット

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車椅子のサイズ選びのヒント

ウォーキンホイールズの車椅子は、愛犬の「後ろ肢の高さ」だけを測定すれば
どんな体型の愛犬にも、ベストフィットする車椅子を選ぶことができます。

さらに、フレーム・サイズの調整は、三次元方向に簡単に調整できる画期的な
車椅子という点が、多くのユーザーの皆さんの信頼を得ている大きな理由です。

ただし、一つ問題が・・・
体重9キロ以上対応の車椅子には、7種類のサイズがありますが、
http://handicapped-dogs.jp/ww-std/std-3.htm
各サイズごとの後ろ肢の高さの基準のどちらのサイズを選ぶか迷う時です。

たとえば、
WW200
は、後ろ肢の高さ 30cm~38cmですが
WW300は、後ろ肢の高さ 38cm~46cm となっているので
自分の愛犬の後ろ肢の高さが、38cmの場合、どちらを選べば良いのか
迷うことがあります。

こんな場合は、実際は38cmより少し低めと思えば WW200
もしも、38cmよりも少し高めかなと思えば、WW300 をお勧めします。

ウォーキンホイールズの車椅子の高さは、
車軸の長さを、スナップボタンで 7段階に調整できるのですが
その他にも、こんな方法で高さを調整することができます。

1) 下半身(お尻)をサポートするレッグリングのベルトの長さを
   少し長めにしてレッグリングが少したるむようにセットすることで
   高さを、3~4cm程度低くすることができます。

2) ホイールの車軸を少し後ろ側に傾くように角度を調整すれば
   これにより、高さを 2~3cm程度低くすることができます。

どうしても自分では決め兼ねるという場合は、
ご注文の前に私どもにご相談されることをお勧めします。
犬種、体重、年齢や、現在の健康状態などをお聞きしてベストな車椅子を
おすすめするようにしています。

これは、WW300を購入されたお客様の愛犬の写真です。
購入後、WW200への交換を希望されましたが、上記のアドバイスで
レッグリングと車軸の角度を調整することで、WW300で問題なく
使えるようになった実際の例です。

ゴールデン・レトリーバー (15歳、後ろ肢高さ 38cm、体重16kg)

  通常、レッグリングは、たるまないようにセットしますが
  ベルトの長さを調整して少したるませるようにアドバイスしました。

    

 オプション商品のリフトハーネスの場合も同じです。


 

ホイールの車軸の角度は、0度から90度まで調整できます。

少し、後ろ側に傾くように角度を調整するようにアドバイスしました。
 

これで、後ろ肢の高さが 38cmの愛犬にも
「お陰様で、WW300がベストフィットするように調整できました。」との
ご連絡を愛犬のオーナーさんからメールでいただきました。

長くなりましたが、車椅子のサイズ選びにお迷いの方の参考になりましたら幸いです。



 http://www.handicapped-dogs.jp

レッグ・リングの正しい取り付け方法

Walkin’ Wheels Dog Cart を購入されたお客様は、愛犬に装着する前に
必ず、ユーザーマニュアルをお読みになられる方がほとんどですが、たまに
マニュアルをよく読まないで適当に組み立てて、愛犬に装着してしまう方がいます。

そんな場合、たいていレッグリングの付け方が正しくないので
折角の車椅子の機能が十分に発揮できないどころか、逆に愛犬にとって
車椅子が負担になる場合がありますのでご注意ください。

レッグリングは、愛犬の下半身、いわゆる後肢と腰を支えるための
大切な役目を果たすためのパーツですので、正しく取り付けてください。

レッグ・リングはラバーパッドで覆われた2本のベルトを中央で束ねた
形状になっています。 

レッグ・リングを車椅子本体の左右のフレーム(エクステンションバー)に
固定する時の方向に注意してください。


レッグ・リングはフレームに、X(エックス)字になるように取り付けてください。 
上の図の赤い印は、レッグ・リングの両端をフレームに固定するためのピンです。
レッグ・リングをピンに固定する時は、クリップをフレームの上側を通します。

そして、さらに重要な事は、フレームにレッグ・リングを取り付ける時には
レッグ・リングのベルトの長さを短かめに調整し直して、ピンと強く張るように
します。 ベルトが長いとどうしてもたるみますので、愛犬の重みでさらに
下へたるんでしまいます。 これでは、腰が正しい位置に固定されません。

 レッグ・リングを正しくフレームに取り付けて、車輪の支柱の長さを
  最適に調整すると、愛犬に負担をかけずに下の写真のように
 安定した姿勢で歩くことが出来るようになります。

活発な愛犬の場合、早足で歩いたり、かけっこをする場合は
車輪の支柱の角度を調整して、上の写真のように車輪が
少し後方に位置するように固定すると、より安定性が増します。

(注)車輪の支柱の角度を変えられるのは、体重9KG以上用の
   STD WW100 以上になります。
   http://handicapped-dogs.jp/ww-std/std.htm

前肢用補助輪キット、最新情報!

2012年5月2日のブログで前肢用補助輪キットの情報をお届けしました。
ブログを読み逃した方は、
こちら →  http://handicapped-dogs.jp/blog/?m=20120502 

今日は、その後の最新情報をお届けします。

この前肢用補助輪キットは、既にアメリカでは先行販売されており
お客様の反応は非常に良いようです。 

ウォーキン・ホイールズの車椅子に、簡単に取り付けることができる
新商品の前肢用補助輪キットは、発売まもなく品切れ状態となり
生産体制が追いつかず、アメリカ国外へ輸出するまでの量的余裕が
ない状態です。

それでも何とか、日本市場でも販売ができるように数量の確保に
最大の努力をしていますので、まもなく何とかなるはずです。

既に、らせん階段のウェブサイトのオプション商品に
前肢用補助輪キットの欄を追加しました。 
http://handicapped-dogs.jp/ww-std/std-8.htm

近々に、商品構成の詳細と価格を表示します。
まもなく、ご注文の受付を開始させていただきますので
今しばらくお待ちください。


前肢用の補助輪、付けられますか?

「ウォーキン・ホイールズ の車椅子に前肢用の補助輪を付けられますか?」

不慮の交通事故や病気で前肢に障害が生じたり
老齢化すると、動いていた前肢もだんだん弱ってきます。 
だから、4輪の車椅子をお探しの飼い主さんが少なくないようです。

車椅子のサイズ(幅、長さ、高さ)を簡単に調整できる
ウォーキン・ホイールズの車椅子に、前肢用の補助輪を
簡単に追加できるようになれば、どんなに便利でしょう。

実は、こんな飼い主さんのご要望がきっかけで、
ウォーキン・ホイールズの新商品開発を行ってきました。
いろいろと思考錯誤してできあがったのが、これ!


ウォーキン・ホイールズの車椅子の最大の特徴とも言うべき、
「各部のサイズ調整」は、飼い主さんが自由にできる設計です。

そして、すべての必要なパーツが、いかにもアメリカ的な設計で
実にスマートに、完全にキット化されています。

2012年4月より、アメリカで発売が開始されたばかりですが
後肢だけでなく、前肢まで弱ってきた愛犬の飼い主さんには
とても好評とのことです。

アメリカのメーカーでは、まだ少量ロットでの生産なので、
世界市場へ供給するには今少し時間が必要とのことです。

それでも、日本の飼い主さんへの供給を優先的にするように
私どもから、メーカーのトップに強く要請しておきました。

この前肢用アタッチメント・キットの日本市場向けの供給体制が
整い次第、らせん階段のウェブサイトにてお知らせする予定ですので
今しばらくお待ちください。



   http://www.handicapped-dogs.jp 

犬用車椅子とドッグ・ブーツ

愛犬を車椅子で散歩させる時、後肢が完全に動かない場合は
専用ストラップで両後肢を吊り上げて車椅子に固定します。

しかし、後足の歩行機能が少しでも残っている場合は
ストラップの長さを調整して、つま先が軽く地面につくようにすると
衰えた筋肉を快復させるリハビリにもなります。

この時に問題なのは、つま先が地面にすれて
床ずれのようになってしまう場合があることです。
これを防止するのが、犬用のブーツです。
Walkin’ Wheels Dog Boots Kit は丈夫で
防水機能があるので安心して使えます。

サイズは、全部で6種類から選べるので、ミニ犬から超大型犬まで対応


   

     愛犬用ドッグ・ブーツの詳細は、こちらへ

10分でわかる、中型、大型犬用車椅子のすべて

<体重9kg から 70kg までの愛犬用の車椅子> の紹介ビデオです。

英語のナレーションの映像に、日本語の字幕スーパーを入れました。
デモンストレーションの詳細な内容がよりわかりやすくなっています。
是非 ご覧ください。

商品のお問い合わせ、ご注文は、http://www.handicapped-dogs.jp

10分でわかる、小型犬用の車椅子のすべて

体重9kg以下の小型犬用の車椅子の取扱い詳細説明ビデオが
日本語の字幕スーパー入りでご覧になれるようになりました。

ダックスフンド、ヨークシャーテリア、トイプードルなどの小型犬で
病気、怪我、高齢のため、後肢に障害のある愛犬の飼い主さんに
是非 ご覧いただきたいビデオです。

約10分程度のビデオですが、商品の特性、取扱い方を
わかりやすくご説明しています。

何か、お知りになりたいことがあればお気軽に
info@handicapped-dogs.jp までメールでお尋ねください。


                                       http://www.handicapped-dogs.jp