人と犬との強い絆

米国サフォーク出身の女性 クロエ・ベロッテイさんは、ALS(脊髄性筋萎縮症)のため、室内、屋外の移動は常に電動車椅子に依存しなければいけません。
しかし、彼女には5歳のラブラドール・レトリーバーで優秀な補助犬のモリスがいます。 スーパーでの買い物の補助、ATMの出金や洗濯のお手伝いなどクロエの日々の生活をこまめにケアしてくれています。

愛犬が病気や怪我で歩けなくなったりしたら、オーナーは必死で介護するでしょう。 愛犬もクロエのモリスのようにオーナーが歩けなくなったら介護してくれるでしょうか?  愛犬とオーナーの強い絆があれば、それも夢ではなく現実の事となるのではないでしょうか。

歩けない愛犬のためのオーダーメード不要の車椅子
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犬の車椅子、装着前と装着後

愛犬が突然、または徐々に歩けなくなった時、どうしようかと不安になったり
その対処方法に悩んだりするのが普通です。

サポート用のハーネスの利用や犬用の車椅子の購入を検討される飼い主さんは
果たしてハーネスや車椅子にどれ程の効果があるのか知りたいと思うでしょう。

   犬の車椅子の装着前と装着後の比較動画をご覧ください。

ウォーキンホイールズの車椅子

歩けなかったわんちゃん達が車椅子で元気に歩き回っている姿に飼い主さん達が
思わず感激の声を上げているのが印象的ですね。

ウォーキングホイールズの車椅子は、オーダーメイド不要です。
愛犬の体重と後ろ足の高ささえわかれば、国内在庫から即発送可能です。

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愛犬の車椅子のご相談は、らせん階段 inf@handicapped-dogs.jp

犬を捨てる人、保護する人

犬の殺処分件数は、令和元年度の調査で は 5,635件でした。 
これは、年間引き取り数 32,555件に対して 17% の割合です。

思いがけない災害で住む家を失ったり、かなりの老齢でペットの世話が
出来なくなってペットの飼育放棄をせざるを得ない場合があるとしても
年間 5,635匹もの罪もない愛犬が殺されているという現実は
とても悲しいことですし、何としてでも改善すべきことです。

実は、2ヶ月ほど前に YouTube に投稿した動画に
【犬を捨てる人、保護する人】というのがありますが
今までに多くの人に視聴していただいています。

自分が飼っていた犬を捨てるにしても、こんな酷いやり方はないと
思いました。 「これは、ないな」と多くの視聴者が感じた事でしょう。

飼い犬を残酷に捨てる人がいれば、その捨てられた犬を保護して、里親まで
見つけてあげる心あたたかい人がいるのがこの世の中なのか。 絶対に後者で
ありたいと思いますし、後者の人が増えることを願います。

歩けない愛犬のための車椅子

オーダーメイド不要の車椅子

DM(変質性脊髄症)に負けない。

犬の病気でやっかいな症状の一つに、DM (Degenerative Myelopathyu) という病名があります。 いわゆる、ジャーマン・シェパードなどに多い、「変質性脊髄症」と呼ばれる病気です。

DMは、麻痺が徐々に進行していく慢性の神経疾患で、痛みはなく麻痺が進行すると最終的には呼吸不全に陥り、死に至りることがあります。 人でいうと、ALSに似ている難病です。

このDMと診断されてから死に至るまでの数ヶ月間を車椅子で元気に生き抜いた
ジャーマン・シェパードのMya(マイア)8歳のドキュメント映像をご紹介します。

DMと診断されても、この病気を理解し適切なケアをすれば 愛犬の命の有る限り、精一杯元気に生き抜くことができます。 車椅子はそれをサポートできる
最大の味方だと思います。

歩けない愛犬のための車椅子
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大型犬の排泄介護

愛犬のオーナーにとって、病気や怪我または高齢で歩けなくなった愛犬の排泄介護は毎日の事ですので大変です。 ましてや、30kg以上の大型犬の排尿、排便のお世話は
体重が重いだけにハーネスでサポートして愛犬を立たせるのは並大抵の苦労ではありません。  介護者の方が腰痛になりかねません。

ウォーキンホイールズの車椅子は、装着したままでも愛犬が排尿、排便する事ができるので、愛犬の散歩中に排せつをさせることが可能です。  愛犬も自尊心を保てるという事ですね。

車椅子を装着したままで排せつできます。

歩けない愛犬のための車椅子
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大型犬用の四輪車いす

愛犬が老齢のため後ろ足だけでなく前足も弱ってきて体を支えることができなくなっても四輪の車いすを装着すると、体重の負担を極小化することができます。

例えて言うと、お風呂やプールに入ると浮力で体重が減少するのに似ています。
下半身は車いすの後輪で支えられ、上半身は前輪で支えられるので四肢がかなり
弱っている状態でも自力で歩行することが可能です。(動画参照)

大型犬の場合、飼い主さんが愛犬につけたハーネスを持ち上げながら歩行補助を
するのは大変な労力を必要とします。 下手をすると、飼い主さんまで腰を痛めて
人間用の車いすのお世話になりかねないなんて事になったら大変です。

ウォーキングホイールの車いすは、「後ろ足専用の車いす」に後で必要に応じて
前足用補助輪」をつけることが可能な設計になっています。

商品の詳細は、
http://handicapped-dogs.jp/ww-std.htm#option-front-wheel-kit

 

高齢化時代に必要な大型犬用の車椅子

トイプードルやチワワ、ミニチュアダックスフント、ピンシャー、パグ等の超小型犬を連れて散歩する飼い主さんの姿がこの数年来 特に目立つようになりました。

今では大型犬を散歩させている飼い主さんを見かけることがめっきり少なくなったように思われます。
10年程前でしたら、当時大変人気のあったラブラドールレトリーバーゴールデンレトリーバーを近くの公園や河原で見かけない日はありませんでした。

ジャーマンシェパード、ボルゾイ、セントバーナード、グレートピレニーズ、グレートデンなどの超大型犬が闊歩している姿も珍しくありませんでした。
それは、あたかも超大型犬が飼い主さん達を散歩に同伴させているかのような
堂々とした勇姿だったことを思い出します。

当時 公園や河原を闊歩していた大型犬たちは、今では既に十歳を超えているわけで、大型犬の高齢化は人間の高齢化と同じ曲線を描くようになってきています。

高齢化と共に愛犬の後脚が不自由になってくるわけで容易に散歩に出かけることができなくなってきました。
ですから以前のように大型犬が外で散歩している姿を見かけることが少なくなってきているのです。

同時に飼い主さんも高齢化には逆らえず、脚の不自由な大型犬を支えて散歩させるだけの体力は無くなってきています。

ウォーキングホイールズの車椅子は、愛犬の高齢化対策に無くてはならない必需品と言えますね。

歩けない愛犬のための車椅子
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大型犬用車椅子の譲渡先が決定しました。

先月の 6月23日に当ブログにてご案内しました「大型犬用車椅子」の譲渡先が
本日決定しました事をご報告させていただきます。

譲渡先は、三重県在住の赤塚様のジャーマンシェパード 10歳 くう君です。

くう君の近況報告は以下の通りでした。

——  ここから ——————————————————————————————
7/10のお昼前ぐらいに突然歩くのにフラつきが見られ、病院で診察して頂き下半身不随で1週間薬を飲んで様子を見ることになりましたが、どんどん麻痺が進行して現在は全く下半身が動かない状態になってしまいました。下半身を持ってあげると歩けますが、自力では寝るか座るかのみ動ける状態です。 もしお譲り頂ければ、また元気に歩く姿が見れるのかなと思っております。 ご検討頂ければ幸いです。
—– ここまで ———————————————————————————————–

例年 車椅子の譲渡先は希望者募集後、1週間以内に決定します。 しかし
今年は コロナの影響かわかりませんが 3週間かかってしまいました。
今回、車椅子を譲渡していただきました富山県在住のK.I.さんの愛犬ルイス君の
車椅子が、三重県のくう君に引き継がれて活用してもらえるようになって
本当に良かったと思います。

オプションのリアハーネスも車椅子と一緒に譲渡していただいたことを
くう君の飼い主さんは、ルイス君の飼い主さんに重ね重ねお礼を申し上げ
大切に使わせていただきたいとおっしゃっていました。

これにて、6月23日付けブログの「大型犬用車椅子、欲しい人募集!」
終了させていただきます。 ご協力いただきました皆様に感謝いたします。

 
歩けない愛犬のための車椅子
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大型犬用車いす、欲しい人募集中!

アラスカ西部の海岸地方に住んでいたイヌイットのミュート族が、そり引きや狩猟、漁業に使用していた犬が「アラスカンマラミュート」です。
オオカミに似て大型犬ですが、協調性があり、飼い主には忠実で従順です。

富山県在住の K.I.さんは、足が弱ってきたルイス君のためにウォーキンホイールズの車椅子を購入しましたが、アラスカンマラミュートのルイス君は車椅子を一度も装着することなく13歳で天国に逝ってしまいました。 その後、数年そのまま保管していた車椅子ですが先日お電話で、 「車椅子を必要としている飼い主さんに無償で譲渡したい。」というお申し出をいただきました。

※ K.I.さんから車椅子の譲渡斡旋を、らせん階段に依頼されました。
このブログで、車椅子の譲渡受け入れ希望者を募集させていただきます。

※ 譲渡受け入れ希望者が決定次第、この募集は終了させていただきます。
譲渡斡旋の進捗状況は、当ブログにて発表します。


譲渡希望の車椅子は、体重30kg以上、後ろ肢の高さ 43cm~51cm の大型犬用
ウォーキンホイールズの車椅子(品番 WW400) です。
該当の車椅子の 詳細参照サイトは、こちら

譲渡の受け入れを希望される方は、らせん階段 inf@handicapped-dog.jp まで
電子メールでご連絡ください。
(※ 車椅子は無償ですが、送料のみご負担いただきます。)

1)お名前、TEL
2)愛犬の犬種、年齢、体重、後ろ肢の高さ
3)現在の歩行困難な状況の簡単な説明
4)愛犬の写真を添付できる方はお願いします。

複数名の方からご希望のメールが届いた場合は、個々 車椅子の必要状況を
考慮してお一人様に決定させていただきますのでご了承ください。

7月14日現在追記 ※ 本日 譲渡先が決定しましたので、募集は終了となりました。


WW400の車椅子と装着イメージ画像です。

ウォーキングホイールズの車椅子って本当に効果があるの?
自分の愛犬に装着してみたらどんな感じになるのかなあ? という方のために
こんな動画をご覧いただきたいと思ってYouTubeにアップしました。
https://youtu.be/fjc-5jGUWDE


歩けない愛犬のための車椅子
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笑顔の天使に、車椅子!

生まれた時から脊髄に障碍をかかえた子犬のベンジャミンは、
生後2週間でブリーダーに見放されました。
その後、仔犬専門のレスキューハウスで保護されましたが
ベンジャミンの歩行障害を治す手立ても、見込みもありませんでした。

私は今までに、数多くのこのような不遇な愛犬たちに直接または間接的に
関わる機会がありましたが、このベンジャミンのような仔犬は特別としか
言いようがありません。

彼は、自分が生まれつき歩けないという切実な不運や不幸を1ミリも感じて
いないかのように 他の誰よりも明るく、無邪気に、ハッピーさを振りまいて
いるんです。  なぜこの子は、こんなに明るく幸せそうにできるのだろう。
自分がこの子のような状況なら、きっと落ち込んで自分の不幸を恨むのに
違いないのに・・・

ある日、そんなベンジャミンに ウォーキンホイールズの車椅子が届きました。
なんと、まったく歩く事ができなかったベンジャミンは この車椅子で
他の仲間達と同じように庭を歩き回ることができるようになりました。

彼は、すぐに車椅子が気に入り一日中駆け巡りたい気分になっています。
その嬉しそうな表情は最高ですが、不遇な時と変わらないハッピースマイルが
私には特に印象に残りました。 彼は、生まれつきの「天使」に違いありません。

皆さん、ベンジャミンのハッピースマイルに癒されてください。

前置きが、ずいぶん長くてすみませんでした。
個人的感想を書いていたら、つい長くなってしまいました。


歩けない愛犬のための車椅子
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