なぜ、前肢より後ろ肢が 先に弱るのか?

愛犬に歩行障害がある場合、そのほとんどが
前肢より、後ろ肢に問題がある というデータがあります。

交通事故や病気のケースは例外として
一般的に、老化現象としては、前肢よりも
後ろ肢の機能が、先に低下していきます。
これは、後ろ肢の方に大きな負担がかかるからです。

そして、後ろ肢の機能が低下すると散歩に行く回数が減り
運動量が減少し、問題がなかった前肢の筋肉も落ちていき
やがて、寝たきり状態になっていくケースが多いのです。

ですから、後ろ肢の機能が低下してきたら
できるだけ早期に、後ろ肢用の車椅子を利用して
運動量を減らさないようにすることです。

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それでも、老いと共に 前肢も徐々に弱ってくることは
避けられないことです。

このような場合、後ろ肢専用の車椅子に前肢用のホイールを、
簡単に、後付けできる車椅子があれば非常に便利です。

ウォーキンホイールズの車椅子の最大の特徴は、
オーダーメード不要ということですが、これに加えて
前肢用のホイールが、簡単に後付けすることができることです

もちろん、オーダーメイド不要の設計コンセプトですから
どんな体型の愛犬にも、ジャストフィットするように できています。f-5

前肢用補助輪キット一式の内容と組立方法の動画

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愛犬の健康状態に合わせて、必要な時に 必要な介護用品を
賢くご利用していただくことで、愛犬はハッピーになれるのです。

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http://www.handicapped-dogs.jp

水中ランニングマシンと犬用車椅子

ランニング・マシンで汗を流してがんばっている老若男女の光景は、
どこのトレーニング・ジムでも珍しくありません。
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そして最近では、動物のためのリハビリ用としても活用されるようになりました。
足腰が弱っている動物用に開発されたのがアンダーウォーター・トレッドミル
Underwater Treadmill Therapy) です。

いわゆる、小さなプールの中でランニングマシンを使って歩行訓練を行うという
最新の装置と施術方法です。

水中では浮力がありますので、体重が軽くなり足腰への負担が減り、なおかつ
適度の水圧の負荷が運動効果を上げるという理想的なマシーンです。

アメリカのペンシルバニアの動物リハビリセンターで実際に、
ジャーマンシェパードの リハビリを行っている映像です。
ここは、なんと、ウォーキンホイールズの車椅子を装着したままで
水中リハビリを行ってかなりの成果を上げているという評判のリハビリセンターです。

愛犬をこんな最新の機器を備えたリハビリセンターへ連れていく
金銭的な余裕と時間がないという場合は、ウォーキンホイールズの車椅子を
装着させたまま、近くの小川や浜辺で水浴びさせながらリハビリさせるという
方法もありますよ。

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 オーダーメイド不要の車椅子 http://www.handicapped-dogs.jp

獣医さん推奨のリハビリ・カート

今や、人間だけではなくペットにも高齢化が進んでいます。
7歳以上のわんちゃんを連れている飼い主さんの割合は
50%から60%に達するようになりました。

ペット先進国のアメリカでは、ペット専門のリハビリ施設を利用する
飼い主さんが、年々増加していると聞いています。
この傾向は、最近 日本でも見られるようになりました。

ペット専門のリハビリセンターでは、最先端技術を取り入れた
機能回復装置やトレーニング・プログラムが導入されています。
水流の速さがコントロールできる水槽の中で歩行訓練をする装置や
衰えたバランス感覚を回復させるためのバランスボールやボードなど
さまざまなリハビリ用具が装備されています。

中でも、近年 アメリカの獣医師の間でその効果が認められて推奨されて
いるのが、ウォーキンホイールズの車椅子です。  この車椅子は
前肢用のフロントホイールが後付け可能なので、後ろ肢の機能に問題がある
ペットだけでなく、前肢の機能にも問題があるペットにも有効な歩行補助具だからです。

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ウォーキンホイールズの車椅子は、飼い主さんの負担を最大限軽減することができて
ペットのリハビリにもすぐれた効果が期待できるということで、米国では獣医師推奨の
歩行補助具として話題になっています。
http://handicapped-dogs.jp/ww-std/std-8.htm#option-front-wheel-kit
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オーダーメイド不要の愛犬の車椅子
http://www.handicapped-dogs.jp

 

愛犬の足先を保護するブーツ

後肢が不自由な愛犬を手持ちハーネスや車椅子で歩かせている場合
地面に足先が接触すると、つま先や足の甲を擦りむいて怪我をする
ことがよくあります。  そのまま放っておくと、傷口から化膿して危険です。

こんな場合は、保護用ブーツを履かせてあげましょう。

 紙の上に愛犬の足をのせて、
 左の写真のように、鉛筆で
 印をつけて定規で測ります。

 ブーツを注文する時は、実際の
 測定値より少し大きめを購入する
 ことをおすすめします。

 少しサイズに余裕がある方が、
  足先をブーツの奥まで入れやすく
 なります。

 保護ブーツの装着実演ビデオは、
 こちらへ、 http://youtu.be/ljQZ5fDUGRc

 
 Walkin’ Wheels愛犬用保護ブーツの詳細
 http://handicapped-dogs.jp/ww-std/std-8.htm#option-boots-kit


   

 

安易な手術より、車椅子の効果!

12歳のジャーマン・シェパードの飼い主さんが、YouTube に
アップロードした動画です。
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愛犬のKayla は、とても活動的で毎日長時間の散歩を楽しんでいました。
ある日、他の犬とボール遊びをしていた時、靭帯を切ってしまいました。
獣医さんの強い勧めで、手術をしましたが結局、手術は失敗でした。

症状はさらに悪化し、運動不足のため健康だった足も徐々に弱っていきました。
私達は、Kaylaを寝たきりにしておきたくなかったので、ウォーキン・ホイールズの
車椅子を購入しました。 (獣医は、安静を薦め、車椅子には反対でした。)

車椅子のお陰で Kayla は又以前のように散歩に出かけることが
できるようになり、今ではすっかり元気になりました。

私達は、高齢犬には必ずしも靭帯の手術は必要ないと思います。
そして、すぐに手術を勧める獣医さんの意見を安易に受け入れて
しまったことを今ではとても後悔しています。

こんなことなら、安易に手術に頼らず、最初から車椅子を利用してあげれば
よかったと思っています。
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この飼い主さんの意見に賛同される人は少なくないかも知れません。
動物の手術だけに限らず、人間でも高齢になってからの手術は
健康回復のための絶対条件ではなくなっています。

すぐに手術に同意する前に、他の病院でセカンド・オピニオンを
聞いてから飼い主さんが納得いく方法を選択するのが大切ですね。

それから、余談ですが Kayla の車椅子は STD WW300のようですが
車輪の高さをもう少し低くしてフレームが地面に水平になるようにした方が
より楽に、安定した歩行ができますね。

犬の散歩は、健康チェック・タイム!

犬は、人間の7倍の速さで歳をとると言われています。
飼い主は、いつも愛犬の健康状態に注意する必要があります。

愛犬との散歩は、排泄や気分転換だけでなく
飼い主にとって愛犬の健康状態をチェックするのに
絶好のチャンスです。

散歩中に、歩きながら愛犬を真上から見下ろしたり
真後ろから注意深くながめてみてください。

1) 上から見下ろした時、背骨が湾曲していないか
2) 後から見た時、体が左右どちらかに傾いていないか
3) 足の運びが、リズミカルか、よたよたか、ばたばたか

愛犬を散歩に連れ出した時に
普段から以上のような事に気をつけていれば
愛犬のちょっとした異常にも早期に気が付くことが可能です。

愛犬がアンバランスな歩き方をしていても
飼い主には、案外気がつきにくく、気がついた時には
相当症状が悪化していてたという事をよく聞きます。

とにかく、愛犬の歩行の異常は早期発見が大切です。
異常な症状が早期に発見できればリハビリで回復する可能性も
大きく、愛犬にとっても苦痛が少なくて済みます。

たとえば、犬の車椅子も 後肢がまったく動かなくなってから
装着するよりも、後肢の機能を完全に失ってしまう前に
装着する方が、賢い使い方です。  車椅子で後肢をサポート
しながら、自力で後肢を少しでも動かすことにより筋肉の衰えに
ブレーキをかけることができます。 

後肢の症状が軽い場合は、車椅子でのリハビリで筋力を回復させて
後に、車椅子を装着せずに、自力で歩けるようになる場合もあります。

愛犬のアンバランスな歩き方に気づかずに
長い間放置しておくほど、症状は悪化します。
寝たきりの状態の愛犬を想像すれば、わかるでしょう。

散歩で、愛犬の歩行姿勢を意識的にチェックするのは
飼い主の大切な務めなのです。

 


   オーダーメイド不要の愛犬の車椅子

犬用車椅子とドッグ・ブーツ

愛犬を車椅子で散歩させる時、後肢が完全に動かない場合は
専用ストラップで両後肢を吊り上げて車椅子に固定します。

しかし、後足の歩行機能が少しでも残っている場合は
ストラップの長さを調整して、つま先が軽く地面につくようにすると
衰えた筋肉を快復させるリハビリにもなります。

この時に問題なのは、つま先が地面にすれて
床ずれのようになってしまう場合があることです。
これを防止するのが、犬用のブーツです。
Walkin’ Wheels Dog Boots Kit は丈夫で
防水機能があるので安心して使えます。

サイズは、全部で6種類から選べるので、ミニ犬から超大型犬まで対応


   

     愛犬用ドッグ・ブーツの詳細は、こちらへ

愛犬の老いの兆候を見逃すな!

犬も人間と同じで、老いは急にやってくるものではありません。
老いは除々にやってくるのですが、案外気づかないのです。

<老いを確認するには、ボディタッチが大切!>

愛犬が7歳を超えたら、飼い主さんはできるだけ毎日
愛犬の体全体を手で触れて、老いの進行具合を
チェックするようにしましょう。

肉付きが良く、健康な犬だと思っていても
実際に体をさわってみると、案外筋肉が落ちているものです。

<老化の兆候は、ゴツゴツ感>

背骨や肩のあたりを平手でぐっと押さえると
ゴツゴツと骨に直接触れるような感じがします。
これが、老化の始まりなのです。

<白毛が増え、毛の艶がなくなる>

黒い犬は特に口のまわりや背中のあたりに
白毛が目立つようになり、色の白い犬も
毛につやがなくなり、長毛犬は毛が伸びなく
なってきます。

<筋肉の劣化>

若いころと変わらない量のドッグフードを食べるし
毛でおおわれているので、体重もそう変わらないように
見えるのですが、老いとともに必ずやってくるのが
筋肉の衰えです。

<後肢が細くなる>

老いてくると、ほとんどの犬は前肢よりも先に
後肢の筋肉から衰えて、段々細くなり下半身を自力で
支えらなくなってきます。

<寝たきり犬になる>

後肢の筋肉の劣化は歩行障害の原因になり
運動量が減り、さらに筋肉が衰え
段々、寝たきり状態になっていきます。
すると、食が細り、床ずれによる傷害も進みます。

<後肢が動かなくても、運動は可能か?>

犬にとって歩けなくなるということは
非常に不幸なことです。 健康にもよくありません。

前肢で体を支えることができる状態なら
もう一度、歩かせることは可能です。
「犬用車椅子」は、そのための最適な歩行補助具です。

<どんな車椅子が良いのか?>

インターネットで、「犬の車椅子」を検索すると
多種多様の車椅子が販売されているので驚くでしょう。
誰でも、どれが良いのか迷うのが当然です。

<オーダーメイドは、必要か?>

犬の車椅子を注文するには、愛犬の体の
十箇所以上の採寸を必要とされるのが一般的です。
素人が採寸すると不正確であることもよくあることです。

<オーダーメイドの必要のない車椅子>

アメリカで開発された <Walkin’ Wheels Dog Cart>
オーダーメイド不要の犬用車椅子。
ご存知ない方は、一度 こちらのウェブサイトにアクセスして
みてはいかがですか。
http://handicapped-dogs.jp/

アンバランス歩行

身体のどこかに痛みを感じる時、その部分をかばっていると
その反対側、もしくは別の箇所の正常な部分まで悪くなっていきます。

例えば、右の奥歯が痛い時、左の奥歯だけで食べ物を
噛んでいると、あごの筋肉を均等に使わないので顔面が
ゆがんでくることがあります。

左足を怪我した時、その足をかばって歩いていると
右の腰に負担がかかり腰痛になることがあります。

「自分の愛犬が最近妙な歩き方をしているなあ」と気づいたら
出来るだけ早めに対処することが大事です。

「片肢がちょっと変だけれど、まだ歩けるから大丈夫」と放置するのが
一番よくありません。 そのうち、異常のない肢まで悪くなりかねません。

そんなことにならないように、早急にリハビリを検討しましょう。
Walkin’ Wheels の車椅子のリハビリ効果はアメリカの獣医師の間では
高い評価を得ています。  

車椅子を使用することで、片方の肢にだけ
過度の負担をかけることを防止することができます。

一番させてはいけない事は、愛犬のアンバランスな歩行を
そのまま放置しておくことです。 

あんちゃんの車椅子初体験記録

昨年の12月3日のブログで、8歳MIX犬のあんちゃんをご紹介しました。

右後ろ肢が完全に動かなくなり、かろうじて動く後ろ左足と前足だけで
歩いていたので歩行時のバランスが悪くなり、それをかばうために背骨が
大きく湾曲してしまいました。 あんちゃんの歩き方は、以前に増してに
ギクシャクするようになりました。
 
飼い主さんの依頼で、ウォーキン・ホイールズをお持ちして装着した時の映像です。生まれて初めて「車椅子」を装着されて途惑うあんちゃん・・・・・・

人間だってそうですが、生まれて初めて車椅子にのったら どうやって動かしたら
いいのかしばらく途惑うのが当然です。 あせらず徐々に慣れていく事が肝心です。

犬の場合、すぐに車椅子に慣れて歩き出す子もいるし、
なかなか動かない子もいます。
決して、飼い主さんが強引に車椅子を押したり引いたりしないこと。

愛犬が好物のおやつやドッグフードを口の前に差し出して、
犬の方から自主的に動き出すようにするのがコツです。  
犬は一度体験して学んだことは忘れません。 
車椅子に徐々に慣れれば、普通に歩いたり走ったりするようになります。

車椅子に慣れる前に、飼い主さんが強引に車椅子を押したり
引いたりすることは、慎重な性格の犬の場合、逆効果になりますので
ご注意ください。

 
http://handicapped-dogs.jp