車椅子で、DMから復活!

DMとは、いわゆる 老犬の「脊髄の進行性」の病気です。
一般的に 9歳~11歳頃に発症し、最初に後ろ肢の運動失調が見られます。

ウェルシュコーギー、シェパード、アイリッシュセター、 ラブラドール・
レトリーバー等に、この病気が多いと言われています。

この病気の症状は、歩く時にぐらつき、ひっくりかえってしまうか足を引きずり そして足をクロスすることもあります。 病気が進行し四肢は弱くなり、そして膝が曲がってしまい立っているのが困難になります。 歩く事も困難になり症状はさらに悪くなります。

バランスの悪い姿勢で無理に歩かせると、まだ悪くない部位に大きな負担がかかり
さらに悪循環を繰り返しことになりますので、できるだけ早めに処置をする必要が
あります。 体にかかる負担を減らし、バランスの良い姿勢で歩くことができるようにつくられた犬専用の車椅子は検討の価値があると言えます。

DMを克服して、再び歩けるようになったシェパードの記録映像をご覧ください。
車椅子を装着しながら、散歩の途中で 自分で排尿もできます。

ウォーキンホイールズの車椅子の車椅子は、「後ろ肢の高さ」
だけでサイズが選べるオーダーメイド不要の車椅子です。
DMの愛犬の症状にお困りの方は、お早目にご検討ください。

後ろ肢だけでなく、前肢も弱ってきた時は、前肢用のホイール・キット
オプション商品で購入し、簡単に後ろ肢用車椅子に取り付けることができます。

ウォーキンホイールズの車椅子の詳細をお知りになりたい方は
ウォーキンホイールズの車椅子の詳細のウェブサイトへどうぞ

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コーギーに多い、変性性脊髄症(DM)

DMと言われている 「変性性脊髄症」(Degenerative Myelopathy)
痛みを伴わず、ゆっくりと進行する脊髄の病気です。
(参照 http://www.animalhospital.gifu-u.ac.jp/vet/dm.html)

元々、ジャーマンシェパードや、ラブラドール・レトリーバー、ボクサー、
シベリアンハスキーのような大型犬に発生する病気でしたが、近年
ウェルッシュコーギーでの発生が確実に増加しているという報告があります。pic-takano-SQ

コーギーの場合、症状は10歳くらいから現れ、症状は後ろ足から出現します。
病気が進行すると、病変は脊髄の前の方にも広がり、前足にも同様な症状が現れます。
さらに進行すると病変は首の脊髄にも広がり、呼吸がしにくくなります。

DMの症状としては、足先の感覚異常のため足の甲を地面にすって歩くようになります。
いわゆる、ナックリング症状で歩行時に爪を地面にする音が聞こえたり、足先がひっくり
返ったままになることもあります。

コーギーには、DMの他に椎間板ヘルニアなどの病気でも同様な症状が認められますので
このような症状がでたら動物病院で精密検査を受けることが大切です。

また、このまま歩行を続けさせると異常の無かった部位にも過度の負担がかかり
症状を悪化させますので、 早期に車椅子のような介護用具の使用を考慮する
ことをお勧めします。

コーギーのように、後ろ肢の高さが20cm から 28cm には、
車椅子(WW100)が最適です。
http://handicapped-dogs.jp/ww-std/std-3.htm PIC-WW100-WelshCorgiPembroke

以下は、DMの症状がでたジャーマンシェパードが, ウォーキンホイールズの
車椅子(WW400)を 装着して、飼い主さんと散歩できるようになった動画です。

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オーダーメイド不要の愛犬の車椅子

 

 

「脊髄梗塞」の症状、診断、対処方法

最近 愛犬の歩き方がおかしいと思ったら
CDRM、「脊髄梗塞」を患っている可能性を疑いましょう。

「脊髄梗塞」とは、脊髄内の血管がつまって起こる病気で
後ろ肢が麻痺して、ふにゃふにゃとなって歩行がおぼつかなくなり
そのうち前肢にも、その症状がでてきて自分で立つこともできなくなります。

このビデオをご覧になれば、脊髄梗塞の症状、診断方法、リバビリ対処方法の
参考になるはずです。

妙な歩き方に気づいたら、できるだけ早く獣医さんに診断してもらいましょう。
この病気はなかなか回復が難しいですが リハビリと薬剤投与で効果が
見られる病気でもあります。

1. 体重の負荷を減らすための適度なダイエット
2. リハビリのためのレギュラーエキササイス(運動)
3. ハーネスで体重を支えてやる
4. ステロイドや、 ビタミン E、 ビタミン Bの投与

飼い主さんや、愛犬の負担を減らすには、
「犬用の車椅子」を利用するのが最適な方法と言えます。

「愛犬の車椅子」なら、以下のウェブサイトを参考にしてください。


     歩けない愛犬のための車椅子
 http://www.handicapped-dogs.jp

エディ(13.5歳)と車椅子

今まで何の問題もなく活発に運動できていた愛犬が、
突然 まともに歩けなくなった時の飼い主さんの気持ちの
落ち込みようは、愛犬自身よりも大きいと言えます。

犬を愛していればいるほど、飼い主さんの苦悩は大きいのです。
この気持ちは、犬と一緒に暮らしたことのない人には想像がつかないでしょう。

先月、YouTube に投稿された エディの飼い主さんのコメントです。

「エディ (13.5歳)は、元気な子でしたが 股関節形成不全、関節炎、
 十字靭帯に問題が生じて以来、腰がふらついて歩くことが不自由に
 なりました。  しかし、エディの精神力の強さを見たら とても
 安楽死させるなんてことは考えられませんでした。

 それで、ウォーキン・ホイールズの車椅子を購入しました。 
 車椅子を装着した初日こそ、すこし戸惑ったようでしたが
 日ごとに、車椅子に慣れて4日目には、以前の元気な頃の
 エディのように、夢中でフリスビーを追いかけられるようになりました。
 私もそれを見て大興奮です。」

アメリカでは「動物が歩けなくなったら安楽死させる」という考え方が
結構 市民権を得ているようです。  私にはとても考えられないことですが・・・

そう言えば、昔見た西部劇の映画でも、馬が肢を折って歩けなくなったら
その場で拳銃で撃ち殺したりするシーンがよくありました。  
州にもよりますが、今でも銃器の携帯が許されているアメリカのことですから
西部劇時代の名残りが相当残っているのでしょう。

愛犬が歩けなくなったから、すぐに安楽死という考え方は
日本では一般的ではないものの、「寝たきり」にさせておくのも
「安楽死」と同じように、愛犬にとって幸せなことではありません。

ウォーキン・ホイールズのような車椅子を使えば
エディのように、再び、歩いたり走ったりできるのですから
飼い主さんも愛犬も、落ち込むことはありませんよ。

歩行障害でお悩みの飼い主さん!
このサイトをご覧になって、明るく、前向きにお考えください。
http://handicapped-dogs.jp/  
オーダーメイドの必要のない車椅子    

          

ヘルニア、11歳、イエローラブ

椎間板ヘルニアって、英語では IDD という省略語が使われることがあります。
いわゆる、Intervertebral Dísk Desease の頭文字です。

今回 ご紹介するのは、11歳の雌のイエローラブLida です。
昨年、椎間板ヘルニアを発症しました。
Lidaの飼い主さんが、病気の経過を YouTube に投稿したビデオ記録です。

私の愛犬は、11歳になるイエローラブです。
椎間板ヘルニアになりました。
最初は、後肢がもつれ、ふらつき、よく床に打ちつけました。
次第に症状が悪化し、下半身が支えられなくなりました。

1年後には、とうとう腰から下を引きずるように前肢だけで
いざり歩くようになってしまいました。
Lida は高齢といっても、まだ11歳。 
もっともっと長生きできるはず。
でも、こんな状態のままでは可愛そうです。
 

なんとかしてやりたいと思った飼い主さんが彼女に
プレゼントしたのが、Walkin’ Wheels Dog Cart でした。

Lida が車椅子に慣れるには、少々時間がかかりましたが
今は、以前のように自力で歩けるようになりました。
ちょっとした坂道でも、へいちゃらで上がりきるまでになりました。

椎間板ヘルニアを発症した愛犬をお持ちの飼い主さん!
決して、諦めないでください。
Lida の勇姿を見て勇気づけられることでしょう。

Lida の車椅子は、Walkin’ Wheels STD WW330 です。

では、YouTube に投稿されたビデオをご覧ください。

Walkin’ Wheels Dog Cart (愛犬の車椅子)の詳細は、
http://handicapped-dogs.jp へどうぞ!

シニア犬の飼い主さんへ、その(4)

<シニア犬専用のサプリメント>

愛犬が7歳を過ぎ、どんどん歳をとっていくにつれて
足腰の衰えが気になるものです。

数週間前に、急に階段を上がるのを拒絶しだした時は
いよいよ、我が家のラブもその時が来たのだと覚悟したものでした。

しかし、前回お話したように、「シニア犬専用のサプリメント」
試しに与えてみて、みごとに回復した時は まったく
キツネにだまされたような気がしたものです。

<カルシウムが、効きました!>

通常、巷に出回っているカルシウム剤の多くは、
体内吸収率が極めて低いサンゴや卵の殻を原料とした無機質の
炭酸カルシウムや、参加防止剤などの添加物が入った牛や魚の
骨を原料とした体内吸収率の低い焼成(動物性)カルシウムが
ほとんどのようです。

<私が愛犬に与えたサプリメントは、これ!>

「豚骨カルシウム」を主原料とした、添加物なしのシニア犬専用のサプリメント。
良質な豚骨カルシウムを長時間ボイルし、コラーゲンを豊富に含有した
体内吸収率が極めて高いサプリメントです。

さらに、「天然ゼオライト」配合により、犬の体内に溜まった
有害物質を吸着して排出させる働き(デトックス効果)もあります。

その上、関節炎の治療薬として利用されるグルコサミン
コンドロイチンも配合されていて、シニア犬のことを
第一に考えて作られたサプリメントです。

そのサプリメントの商品名が、ちょっと笑っちゃいそうですが
「ポチの味方」というのです。  

もう少しおしゃれな名前がなかったのかと思いますが
商品名なんて、この際どうでもいいのです。 
効果さえあれば。

<ポチの味方7日間お試しセット>

お試しセットをご希望の方は、メールでお申し込みください。
特別価格 500円(送料無料)でお送りします。

■ メールのあて先: info@handicapped-dogs.jp
■ お名前
■ ご住所
■ TEL

お試しセットは、3gx7袋です。 食いつきをチェックするには
十分な量です。 

ポチの味方は、90g、270gの容器で購入できます。
こちらへ、http://handicapped-dogs.jp/supplement/sp-1.htm

前回の、シニア犬の飼い主さんへ、その(3)へ

シニア犬の飼い主さんへ、その(3)

階段を嫌がるようになった、我が家の愛犬

我が家には、イエローラブの9歳(雌)と12歳(牡)がいます。
どちらもシニア犬ですが、2階へ上がる階段はまったく問題
ありませんでした。

しかし、数週間前に12歳の牡の方が突然、
階段を上るのを嫌がるようになりました。

いつもなら、ボールを階段の上に投げてやると
走って上がっていたのに、まったく階段を上がろうとせず
ボールの方を見上げて、ただ吠え続けるのみです。

お尻を持ち上げてやると、どこか痛みを感じるのか
決して階段を上がろうとしません。
はっきりと、階段を拒絶するようになりました。

いつも食欲旺盛な愛犬が、なぜ?

我が家では、ユーカヌバのシニア大型犬種(大粒)5歳以上用の
ドッグフードを与えています。  2匹ともすこぶる食欲旺盛です。

ユーカムバには「バランスのとれた最適量のビタミン・ミネラル等が
栄養源が含まれている」
ので、これだけで大丈夫と思っていました。

しかし、2階への階段をがんこにも拒絶する愛犬を見て
高齢犬ゆえに 何かサプリメントを与えた方がいいのかなあと
思うようになりました。

シニア犬専用のサプリメント

今は、人間用のサプリメントに様々な種類があるように
犬用のサプリメントにも結構多くの種類が売られているようです。

それでも、シニア犬専用のサプリメントとなると
ペットショップなどでは意外と見かけないのでインターネットで
ググッタリ、ヤフッタリして、サンプルを取り寄せてみました。

サンプルは、1週間分用のお試しで 粉末が小分けされた小さな
パックが7個入っていました。

「こんな物で果たして効果があるのだろうか?」
半信半疑で、朝晩の食事の時間にドッグフードに混ぜて与えてみました。

なな・・ なんと、5日目に変化が!

あれほど拒絶反応を示していた2階へ上がる階段を
よたよたしながらも上がろうするのを見た時は本当に驚きました。

これは本格的に与えてみようと思い、販売用のサプリメントを
購入して 朝晩の食事のドッグフードにふりかけて与え続けました。
症状はみるみる改善し、今では以前のように階段を駆け上がれる
までに回復しました。

私の場合、効能書きにどんなよい事が書かれていても
実際に、効果を自分の目で確かめないと信じない性分ですが
今回のサプリメントの効果は信じていいと思いました。

このサプリメントがうちのイエローラブの症状に
たまたま相性が良かったせいなのかも知れませんが、
愛犬が上がれなかった階段を駆け上がるのをこの目で
見た以上、このサプリメントの効果を信じるしかありません。

次回は、このシニア犬専用のサプリメントについて詳しく書きます。
シニア犬の飼い主さんは、ぜひお読みください。

前回の、シニア犬の飼い主さんへ、その(2)

次回の、シニア犬の飼い主さんへ、その(4)

シニア犬の飼い主さんへ、その(2)

カルシウム不足、深刻な病気の最大の原因!

年齢と共に、カルシウムの摂取能力が落ちていき、免疫力が低下し
その影響から、癌、アトピー、白内障、骨粗しょう症、動脈硬化、腎臓病
認知症、心筋梗塞などの深刻な病気を発病しやすくなります。

また、マンションで室内飼いされているシニア犬の場合
血液中のカルシウム不足により、ストレスを感じやくすなり
いつもイライラしています。

シニア犬の簡単ストレス・チェック

1) 大きな音に過剰反応する
2) トイレ以外で粗相をする
3) 光に対して手足が震える
4) いつもうろうろして落ち着かない
5) 自分のしっぽをグルグル追いかける
6) 飼い主が出かけると吠え続ける
7) 体の一部を執拗になめ続ける

以上のような症状は、分離不安、パニック障害、強迫性障害で
室内で飼われているシニア犬に見られるストレス状態です。

良質なドッグフードと新鮮な水だけで、安心か?

どんなに栄養価の高い良質なドッグフードでも
毎日、同じものを食べ続けることは極端な栄養の偏りになり
歳をとってから様々な病気を引き起こす大きな原因になります。

7歳以上のシニア犬にとっては、特に深刻な病気の初病の原因になる
「カルシウム不足」を補ってやることがどうしても必要になってきます。

実は、うちの12歳になるラブラドール・レトリーバーが
数週間前から、急に2階へ上がる階段をいやがるようになり
お尻を押しても上がろうとしなくなりました。

次回は、その時の様子を具体的にお話します。

前回のお話、シニア犬の飼い主さんへ、その(1)
次回のお話、シニア犬の飼い主さんへ、その(3)

シニア犬の飼い主さんへ、その(1)

愛犬の老化のサインを見逃さない!

愛犬が7歳以上になると、いよいよ「シニア犬」の仲間入りです。
人間で言えば、44歳から48歳、いわゆる中年期です。
うちのラブラドールは、雌が9歳で、牡が12歳ですから
人間で言うと、雌は52歳、牡の方は65歳の高年期ですね。

7歳以上の「シニア犬」と「老化のサイン」

だから、愛犬が深刻な病気になる前に
シニア犬の飼い主さんは、「老化のサイン」
普段から見逃さないよう注意する必要があります。

では、「老化のサイン」とは何でしょう。

1) 飼い主がまたいでも起きない
2) 以前より震えていることが多い
3) 薄暗いところで物にぶつかる
4) 散歩のリードを見せても喜ばない
5) 部屋の中で粗相をするようになった
6) 散歩の時、後からトボトボついてくる
7) 夜中に徘徊し、一日中吠え続ける
8) よく食べるはずなのに、ご飯を食べなくなった

老化が進むと、「深刻な病気」になりやすい、その理由とは。

骨や歯、筋肉、神経細胞、免疫作用などに
必要不可欠な「カルシウム」が、老化と共に
不足していくからと言われています。

次回は、7歳以上のシニア犬のカルシウム不足について
もっとお話していきたいと思います。

次回のお話、シニア犬の飼い主さんへ、その(2)

 

犬の散歩は、健康チェック・タイム!

犬は、人間の7倍の速さで歳をとると言われています。
飼い主は、いつも愛犬の健康状態に注意する必要があります。

愛犬との散歩は、排泄や気分転換だけでなく
飼い主にとって愛犬の健康状態をチェックするのに
絶好のチャンスです。

散歩中に、歩きながら愛犬を真上から見下ろしたり
真後ろから注意深くながめてみてください。

1) 上から見下ろした時、背骨が湾曲していないか
2) 後から見た時、体が左右どちらかに傾いていないか
3) 足の運びが、リズミカルか、よたよたか、ばたばたか

愛犬を散歩に連れ出した時に
普段から以上のような事に気をつけていれば
愛犬のちょっとした異常にも早期に気が付くことが可能です。

愛犬がアンバランスな歩き方をしていても
飼い主には、案外気がつきにくく、気がついた時には
相当症状が悪化していてたという事をよく聞きます。

とにかく、愛犬の歩行の異常は早期発見が大切です。
異常な症状が早期に発見できればリハビリで回復する可能性も
大きく、愛犬にとっても苦痛が少なくて済みます。

たとえば、犬の車椅子も 後肢がまったく動かなくなってから
装着するよりも、後肢の機能を完全に失ってしまう前に
装着する方が、賢い使い方です。  車椅子で後肢をサポート
しながら、自力で後肢を少しでも動かすことにより筋肉の衰えに
ブレーキをかけることができます。 

後肢の症状が軽い場合は、車椅子でのリハビリで筋力を回復させて
後に、車椅子を装着せずに、自力で歩けるようになる場合もあります。

愛犬のアンバランスな歩き方に気づかずに
長い間放置しておくほど、症状は悪化します。
寝たきりの状態の愛犬を想像すれば、わかるでしょう。

散歩で、愛犬の歩行姿勢を意識的にチェックするのは
飼い主の大切な務めなのです。

 


   オーダーメイド不要の愛犬の車椅子