人間の癌治療でもよく言われることですが、「早期発見」によって回復度に大きな違いがあるのは今や常識中の常識です。
動物においても、「病気の早期発見」の大切さは多くの飼い主さんに理解されていますが、普段あまりにも密接に一緒に過ごしていると愛犬のちょっとした変化を見落とすこともないとは限りません。
関節炎、股関節形成不全、椎間板ヘルニア、膝蓋骨脱臼などは、そのまま放置しておくと症状が悪化して立ち上がったり歩くことができなくなってしまいます。
有名な臨床獣医師による、<早期発見のポイント>です。
1. 散歩に行きたがらなくなった。
2. 足の運びがおかしい、引きずる。
3. 階段、坂を登るのを嫌がる。
4. ジャンプをしなくなった。
5. 立ち上がるのに、普段より時間がかかる。
6. 足を横に投げ出して座る。
以上のような変化に気づいたら、迷わず行きつけの動物病院で
診てもらうのが最善策です。
また、これらの病気の予防法としては、次の方法が考えられます。
1. ウェイトコントロール
2. 処方食やサプリメント
3. 床をすべりにくいものに取り替える
4. 無理に散歩に連れ出さない
またはマッサージや運動によるリハビリテーション効果で症状の進行を遅らせたり、
症状を回復させたりすることも可能ですので、獣医師と相談してみましょう。
ウォーキン・ホイールズのドッグカートは、後ろ肢の機能障害には非常に有効な
歩行補助具ですし、リハビリ効果も高い評価を受けていますのでご検討の価値があると思います。