犬も人間と同じで、老いは急にやってくるものではありません。
老いは除々にやってくるのですが、案外気づかないのです。
<老いを確認するには、ボディタッチが大切!>
愛犬が7歳を超えたら、飼い主さんはできるだけ毎日
愛犬の体全体を手で触れて、老いの進行具合を
チェックするようにしましょう。
肉付きが良く、健康な犬だと思っていても
実際に体をさわってみると、案外筋肉が落ちているものです。
<老化の兆候は、ゴツゴツ感>
背骨や肩のあたりを平手でぐっと押さえると
ゴツゴツと骨に直接触れるような感じがします。
これが、老化の始まりなのです。
<白毛が増え、毛の艶がなくなる>
黒い犬は特に口のまわりや背中のあたりに 白毛が目立つようになり、色の白い犬も 毛につやがなくなり、長毛犬は毛が伸びなく なってきます。
<筋肉の劣化>
若いころと変わらない量のドッグフードを食べるし 毛でおおわれているので、体重もそう変わらないように 見えるのですが、老いとともに必ずやってくるのが 筋肉の衰えです。
<後肢が細くなる>
老いてくると、ほとんどの犬は前肢よりも先に
後肢の筋肉から衰えて、段々細くなり下半身を自力で
支えらなくなってきます。
<寝たきり犬になる>
後肢の筋肉の劣化は歩行障害の原因になり
運動量が減り、さらに筋肉が衰え
段々、寝たきり状態になっていきます。
すると、食が細り、床ずれによる傷害も進みます。
<後肢が動かなくても、運動は可能か?>
犬にとって歩けなくなるということは
非常に不幸なことです。 健康にもよくありません。
前肢で体を支えることができる状態なら
もう一度、歩かせることは可能です。
「犬用車椅子」は、そのための最適な歩行補助具です。
<どんな車椅子が良いのか?>
インターネットで、「犬の車椅子」を検索すると
多種多様の車椅子が販売されているので驚くでしょう。
誰でも、どれが良いのか迷うのが当然です。
<オーダーメイドは、必要か?>
犬の車椅子を注文するには、愛犬の体の
十箇所以上の採寸を必要とされるのが一般的です。
素人が採寸すると不正確であることもよくあることです。
<オーダーメイドの必要のない車椅子>
アメリカで開発された <Walkin’ Wheels Dog Cart> は
オーダーメイド不要の犬用車椅子。
ご存知ない方は、一度 こちらのウェブサイトにアクセスして
みてはいかがですか。
http://handicapped-dogs.jp/