まだ慣れなくて、後方に下がって・・・

ラブラドール・レトリーバー(13歳、体重 31kg)のオーナーで
神奈川県にお住まいの山岸さんからのメールの紹介です。

——————————————————————————————–
我が家の犬は、6歳から子宮蓄膿症で内臓に子宮が癒着し
手術をして以来、乳腺腫瘍が毎年できて手術を重ねてきました。

今回、脇の腫瘍を摘出後、高齢でもあり後ろ足が2週間で立たなくなりました。
食欲もあり、後ろ足が立たない以外はとても元気です。

少しでも犬らしい老後の生活ができるために頭を悩ませていたところで
ネットで, ウォーキン・ホイールズの車椅子にたどり着きました。

本日、車いすを装着してみました。
まだ慣れなくて、後方に下がってしまいますが
少しずつ慣らして、また散歩に行きたいと思います。

これからも何かあればご相談をさせてください。
よろしくお願いいたします。  山岸

—————————————————————————————–

山岸様、近況報告のメールありがとうございました。
 
生まれて初めて車椅子を装着する場合、(力の入れ方に慣れていないので)
最初は前肢に力を入れると、前進するよりも後退する傾向があります。
 
こんな時、飼い主さんが前に位置して、わんちゃんの好物のおやつや
お気に入りのおもちゃを持って、名前を呼んでやると そのきっかけで
前進への第一歩を踏み出すコツをつかんでいきます。
 
飼い主さんは決して あせらずに わんちゃんのタイミングで
第一歩を踏み出すのを辛抱強く待つようにしてください。
決して、お尻を無理に押したり、リードを強く引っ張ったりしないように!
 
きっと、すぐに車椅子で歩くコツをつかみ、以前のように
自由に歩きまわれるようになります。
 
愛犬が車椅子に慣れた頃、是非 写真を送ってください。
 
今後ともどうぞ宜しくお願いします。 


   歩けない愛犬のための車椅子