今上映中の映画で、【最強のふたり】というのがあります。
パラグライダーの事故で首から下が麻痺してしまった富豪の男と
介護役としてその男に雇われた刑務所を出たばかりの黒人青年との
交流を、笑いと涙を交えて描くノンフィクション・ドラム。
黒人青年は、雇い主の富豪の男に対して身障者扱いをしない。
やりたいことは、何でも自分でやってみろとつきはなす。
最初は、こんな青年と衝突をしあいながらも、やがて互いを受け入れ
友情を育んでいく。
もしも、あの首から下が麻痺した富豪の男が、
人間でなくて、犬だとしたらどうだろう。
この黒人青年は、きっと こう言うだろう。
「おまえ、後肢が不自由でも車椅子をつければ対等だ。
俺と100m競争を勝負しようじゃないか」
人間も犬も、身障者(犬)だからといって 過剰に気をつかってもらうより
時には、健常者のように対等に扱ってもらいたいと思うことがあるはずだと
思います。
映画「最強のふたり」は、そんな考えにさせてくれます。
歩けない愛犬のための車椅子
http://www.handicapped-dogs.jp