車椅子は、いつから使えば良いか?

愛犬の車椅子のお問合せが増えています。
中でも、こんな質問が目立ちます。

『まだ完全に歩けない状態ではないけれども
後ろ肢がよたよたして、前のように歩けなくなってきたけれど
まだ車椅子を使うのは早すぎるでしょうか?』

一概には言えませんが、後ろ肢の左右どちらかの機能が
低下してきたらできるだけ早く車椅子を使うことをお勧めします。

その理由は、悪い方の肢をかばって歩かせ続けると必ず
良い方の肢や他の部位に余分な負担がかかってしまうので
まだ悪くない肢や部位まで機能障害をおこす原因になって
しまうのです。

逆に、早期に車椅子を使うことによって リハビリ効果が 期待できます。
よたよたして、機能が低下してきた方の肢も車椅子を使えば、
体重を適度に軽減して、足先が軽く地面に接するように調整できるので
左右のバランスをくずすことなく歩行できるのです。

ウォーキンホイールズの車椅子を装着した愛犬達の様子をご覧ください。
両肢を宙吊りしているケースや、 両肢または、片肢だけを地面につけて
歩いているケースが、このビデオでご覧いただけます。

あまり、今流行りのフレーズは使いたくないですが、
車椅子を使わせるかどうか迷っているなら、今 でしょ!! ・・・ てな感じですね。

01-dog-00