メスの老犬がかかりやすい病気

昔は、犬は今ほど長生きではありませんでしたので更年期を迎えることが
ありませんでした。  ところが今は、更年期の老犬が珍しくなくなりました。

メスの老犬がかかりやすい病気の一番が、「更年期障害」です。
人間の更年期は、四十五歳から五十五歳くらいの時期ですが
犬の場合は、生後六、七年目以降に更年期に入ると言われています。

通常半年に1回の発情期が八ヶ月、一年と生理の期間が延びたり
発情期の生理の分泌物が急に少なくなったり多くなったり不安定に
なった時は要注意です。

次に、メスがかかりやすい病気が「子宮蓄膿症」です。
特に五歳以上のメスに多い病気で、食欲がなくなり、散歩をいやがり
腰のあたりを触ると怒ったりします。 子宮内の炎症のため水を
たくさん飲み、多量のおしっこをします。

初期段階で気づかずほっておくと、慢性腎不全になることもあり
手遅れになると多臓器不全に陥り死ぬこともあります。

予防法としては、若いうちに避妊手術をして、卵巣、子宮を
摘出することです。 子宮がなければ子宮の病気になりません。

避妊手術をしていないメス犬の飼い主さんは、発情期のたびに
食欲が落ちる犬には特に注意して観察が必要です。

最後に、メスが十歳から十一歳くらいになった時に多く発生する
病気が「乳腺腫瘍」です。 良性と悪性がありますが、犬の場合は
五十パーセントが悪性腫瘍と言われています。

この病気も、若いうちに避妊手術をしておけば、かなり避けられる
病気です。 高齢犬で避妊手術をしていない犬の半分以上が
乳腺腫瘍になるというというデータがあるそうですから。 

ちなみに、我が家のラブラドールのメス犬の方は一歳の時に
避妊手術をすませました。 子供を生めなくしてしまう事には
少し悩みましたが、結局 あの子には元気で少しでも長生き
してもらいたいという思いから避妊手術を決断しました。

次回は、「オス犬がかかりやすい病気について」です。

 
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