子守するジャーマン・シェパード

ジャーマン・シェパードは、ドイツ原産の犬種。
この犬種は知的で、忠誠心と服従心に富み、訓練を好む性格から
種々な作業犬として訓練が容易なので、災害救助犬・軍用犬・警察犬
麻薬探知犬など、特殊訓練を必要とする作業犬として使われています。

育ちのよいジャーマン・シェパード・ドッグは、力強いあごと歯を持ち、
忠誠と服従の感情を表すことができ、攻撃命令とリリースの訓練ができます。
逆に、育ちが悪い場合は、厄介な恐ろしい、攻撃的な犬になることがあります。

社会化訓練が十分にできているジャーマン・シェパードは家庭犬にも最適で
見た目のいかつさにもかかわらず、幼い子供にも優しく接することができるので
ベビーシッターの役割もこなせるものもいます。

一般に、体高は 55cm~65cmくらい、体重は 25kg~40kgくらい。
股関節や膝関節に傾斜が見られ、後ろ足がカーブしているため
関節の病気になりやすいと言われています。 

ラブラドールやゴールデン・レトリーバーについで
最近、うちの車椅子の需要が多いのも、ジャーマン・シェパードです。
Walkin’ Wheels の WW400が、歩行障害のあるジャーマン
シェパードに多く使われています。

君、歩けるんだね!

「君、また歩けるようになったんだね。」 
「そうさ、 Walkin’ Wheels  Dog Cart って最高さ。
 これさえあれば、どこへでも行けるよ。」

「じゃ、ボクも一緒に連れていってくれる?」
「いいさ、 そのまま乗っといで。 さあ行くよ!」

ボクのドッグカートも Walkin’ Wheels だよ。 すごく調子いいよ。

私のWalkin’ Wheels も、とても快適よ。

僕達が使っているドッグカートも、Walkin’ Wheels さ。 おそろいだよ。

というような会話を、犬達はしているのではないでしょうか。

 
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前肢用の車椅子、ミニチュア・ピンシャー

Handicapped-dogs.jp のサイトをご覧になった方から
犬の車椅子について色々ご質問を頂戴することはよくあります。

そのほとんどが、後肢に歩行障害を持つ愛犬用の車椅子の
ご質問ですが、中には前肢用の車椅子についてお尋ねに
なられる方が若干名ですがいらっしゃいます。

Walkin’ Wheels の車椅子は、後肢をサポートして
自分の前肢だけで自由自在に前進、後退、回転の動作が
軽快かつ迅速に行えるように設計されている車椅子です。
前肢をサポートする機能はありません。

すなわち、後肢が両方とも動かなくても、元気だった頃のように
自由に歩いたり、走ったりして散歩できる車椅子です。
逆に、前肢が動かない場合は、この車椅子は使えません。

不幸にして、前肢に障害をかかえた愛犬のオーナーの方は
それを聞いてがっかりされたようでした。 

しかし、犬用の車椅子を製造しているメーカーは
無数にありますので、あきらめることはないはずです。

ちなみに、先日ネットで偶然見かけたのですが
筋肉の異常で、前肢がまったく曲がらなくなった
ミニチュア・ピンシャーが、前肢用の車椅子で器用に
歩いている映像がありましたので、ここにご紹介します。

K9社製のカートのようですが、やはり前肢用の車椅子では
直進したり、目的方向に回転するのは難しそうです。

いつか、どこかのメーカーがよりすばらしい機能の車椅子を
発明してくれる事と信じています。

 歩けない愛犬に、再び歩ける喜びを取り戻させる車椅子
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シニア犬の飼い主さんへ、その(4)

<シニア犬専用のサプリメント>

愛犬が7歳を過ぎ、どんどん歳をとっていくにつれて
足腰の衰えが気になるものです。

数週間前に、急に階段を上がるのを拒絶しだした時は
いよいよ、我が家のラブもその時が来たのだと覚悟したものでした。

しかし、前回お話したように、「シニア犬専用のサプリメント」
試しに与えてみて、みごとに回復した時は まったく
キツネにだまされたような気がしたものです。

<カルシウムが、効きました!>

通常、巷に出回っているカルシウム剤の多くは、
体内吸収率が極めて低いサンゴや卵の殻を原料とした無機質の
炭酸カルシウムや、参加防止剤などの添加物が入った牛や魚の
骨を原料とした体内吸収率の低い焼成(動物性)カルシウムが
ほとんどのようです。

<私が愛犬に与えたサプリメントは、これ!>

「豚骨カルシウム」を主原料とした、添加物なしのシニア犬専用のサプリメント。
良質な豚骨カルシウムを長時間ボイルし、コラーゲンを豊富に含有した
体内吸収率が極めて高いサプリメントです。

さらに、「天然ゼオライト」配合により、犬の体内に溜まった
有害物質を吸着して排出させる働き(デトックス効果)もあります。

その上、関節炎の治療薬として利用されるグルコサミン
コンドロイチンも配合されていて、シニア犬のことを
第一に考えて作られたサプリメントです。

そのサプリメントの商品名が、ちょっと笑っちゃいそうですが
「ポチの味方」というのです。  

もう少しおしゃれな名前がなかったのかと思いますが
商品名なんて、この際どうでもいいのです。 
効果さえあれば。

<ポチの味方7日間お試しセット>

お試しセットをご希望の方は、メールでお申し込みください。
特別価格 500円(送料無料)でお送りします。

■ メールのあて先: info@handicapped-dogs.jp
■ お名前
■ ご住所
■ TEL

お試しセットは、3gx7袋です。 食いつきをチェックするには
十分な量です。 

ポチの味方は、90g、270gの容器で購入できます。
こちらへ、http://handicapped-dogs.jp/supplement/sp-1.htm

前回の、シニア犬の飼い主さんへ、その(3)へ

シニア犬の飼い主さんへ、その(3)

階段を嫌がるようになった、我が家の愛犬

我が家には、イエローラブの9歳(雌)と12歳(牡)がいます。
どちらもシニア犬ですが、2階へ上がる階段はまったく問題
ありませんでした。

しかし、数週間前に12歳の牡の方が突然、
階段を上るのを嫌がるようになりました。

いつもなら、ボールを階段の上に投げてやると
走って上がっていたのに、まったく階段を上がろうとせず
ボールの方を見上げて、ただ吠え続けるのみです。

お尻を持ち上げてやると、どこか痛みを感じるのか
決して階段を上がろうとしません。
はっきりと、階段を拒絶するようになりました。

いつも食欲旺盛な愛犬が、なぜ?

我が家では、ユーカヌバのシニア大型犬種(大粒)5歳以上用の
ドッグフードを与えています。  2匹ともすこぶる食欲旺盛です。

ユーカムバには「バランスのとれた最適量のビタミン・ミネラル等が
栄養源が含まれている」
ので、これだけで大丈夫と思っていました。

しかし、2階への階段をがんこにも拒絶する愛犬を見て
高齢犬ゆえに 何かサプリメントを与えた方がいいのかなあと
思うようになりました。

シニア犬専用のサプリメント

今は、人間用のサプリメントに様々な種類があるように
犬用のサプリメントにも結構多くの種類が売られているようです。

それでも、シニア犬専用のサプリメントとなると
ペットショップなどでは意外と見かけないのでインターネットで
ググッタリ、ヤフッタリして、サンプルを取り寄せてみました。

サンプルは、1週間分用のお試しで 粉末が小分けされた小さな
パックが7個入っていました。

「こんな物で果たして効果があるのだろうか?」
半信半疑で、朝晩の食事の時間にドッグフードに混ぜて与えてみました。

なな・・ なんと、5日目に変化が!

あれほど拒絶反応を示していた2階へ上がる階段を
よたよたしながらも上がろうするのを見た時は本当に驚きました。

これは本格的に与えてみようと思い、販売用のサプリメントを
購入して 朝晩の食事のドッグフードにふりかけて与え続けました。
症状はみるみる改善し、今では以前のように階段を駆け上がれる
までに回復しました。

私の場合、効能書きにどんなよい事が書かれていても
実際に、効果を自分の目で確かめないと信じない性分ですが
今回のサプリメントの効果は信じていいと思いました。

このサプリメントがうちのイエローラブの症状に
たまたま相性が良かったせいなのかも知れませんが、
愛犬が上がれなかった階段を駆け上がるのをこの目で
見た以上、このサプリメントの効果を信じるしかありません。

次回は、このシニア犬専用のサプリメントについて詳しく書きます。
シニア犬の飼い主さんは、ぜひお読みください。

前回の、シニア犬の飼い主さんへ、その(2)

次回の、シニア犬の飼い主さんへ、その(4)

シニア犬の飼い主さんへ、その(2)

カルシウム不足、深刻な病気の最大の原因!

年齢と共に、カルシウムの摂取能力が落ちていき、免疫力が低下し
その影響から、癌、アトピー、白内障、骨粗しょう症、動脈硬化、腎臓病
認知症、心筋梗塞などの深刻な病気を発病しやすくなります。

また、マンションで室内飼いされているシニア犬の場合
血液中のカルシウム不足により、ストレスを感じやくすなり
いつもイライラしています。

シニア犬の簡単ストレス・チェック

1) 大きな音に過剰反応する
2) トイレ以外で粗相をする
3) 光に対して手足が震える
4) いつもうろうろして落ち着かない
5) 自分のしっぽをグルグル追いかける
6) 飼い主が出かけると吠え続ける
7) 体の一部を執拗になめ続ける

以上のような症状は、分離不安、パニック障害、強迫性障害で
室内で飼われているシニア犬に見られるストレス状態です。

良質なドッグフードと新鮮な水だけで、安心か?

どんなに栄養価の高い良質なドッグフードでも
毎日、同じものを食べ続けることは極端な栄養の偏りになり
歳をとってから様々な病気を引き起こす大きな原因になります。

7歳以上のシニア犬にとっては、特に深刻な病気の初病の原因になる
「カルシウム不足」を補ってやることがどうしても必要になってきます。

実は、うちの12歳になるラブラドール・レトリーバーが
数週間前から、急に2階へ上がる階段をいやがるようになり
お尻を押しても上がろうとしなくなりました。

次回は、その時の様子を具体的にお話します。

前回のお話、シニア犬の飼い主さんへ、その(1)
次回のお話、シニア犬の飼い主さんへ、その(3)

シニア犬の飼い主さんへ、その(1)

愛犬の老化のサインを見逃さない!

愛犬が7歳以上になると、いよいよ「シニア犬」の仲間入りです。
人間で言えば、44歳から48歳、いわゆる中年期です。
うちのラブラドールは、雌が9歳で、牡が12歳ですから
人間で言うと、雌は52歳、牡の方は65歳の高年期ですね。

7歳以上の「シニア犬」と「老化のサイン」

だから、愛犬が深刻な病気になる前に
シニア犬の飼い主さんは、「老化のサイン」
普段から見逃さないよう注意する必要があります。

では、「老化のサイン」とは何でしょう。

1) 飼い主がまたいでも起きない
2) 以前より震えていることが多い
3) 薄暗いところで物にぶつかる
4) 散歩のリードを見せても喜ばない
5) 部屋の中で粗相をするようになった
6) 散歩の時、後からトボトボついてくる
7) 夜中に徘徊し、一日中吠え続ける
8) よく食べるはずなのに、ご飯を食べなくなった

老化が進むと、「深刻な病気」になりやすい、その理由とは。

骨や歯、筋肉、神経細胞、免疫作用などに
必要不可欠な「カルシウム」が、老化と共に
不足していくからと言われています。

次回は、7歳以上のシニア犬のカルシウム不足について
もっとお話していきたいと思います。

次回のお話、シニア犬の飼い主さんへ、その(2)