J. シェパード、車椅子に乗る

大型犬のジャーマン・シェパードの体高は、オスで 60-65cm、メスで 55-60cm
体重は、オスで 30-40kg、メスで 22-33kg あるいは、それ以上ある場合も少なくないと言われています。

そんな大型犬が病気や怪我、高齢で歩く事ができなくなった場合、保護者の心労と労力は大変なものです。 愛犬の排泄行動のサポートは毎日の事で、しかも
1日に数回行われるわけです。 食事や運動の心配も少なくありません。

今回、ご紹介する動画は、アメリカの車椅子のユーザーがいかにして
愛犬のジャーマン・シェパードに車椅子を使わせるようになったかの
いきさつがわかるビデオです。 前半には、大型犬に車椅子を装着させる
解説動画を付け加えていますのでご参照ください。

http://www.handicapped-dogs.jp

愛犬の車椅子、採寸は一ヶ所だけ!

愛犬が 突然、あるいは徐々に歩けなくなった時、「さて、どうしようか?」と
大抵の飼い主さんは戸惑うのではないでしょうか。

実際、我が家のラブラドール・レトリーバーがある日突然 いつもの様に
ベッドに飛び上がることができなくなった時、「なんで?」という思いと
「いったいどうしてやったらいいのだろう。」と大変困惑したものでした。

いろいろ調べまわって、「車椅子」が有効という事がわかりましたが
我が家の愛犬にあう車椅子を見つけるのにたいへん苦労しました。
車椅子をオーダーするには、愛犬の身体の何か所もの採寸が必要でした。
採寸しても、果たして愛犬にぴったりの車椅子が入手できるのかも不安でした。

そんな時、アメリカのHandicapped Pets.com 社の Walkin’ Wheels Dog Cart
の存在を知りました。 オーダーメードの必要のない車椅子を設計して販売している会社です。 それ以来、我が家の愛犬のみならず、日本全国の歩けない愛犬達を「ウォーキンホイールズの車椅子」でサポートさせていただくようになったのです。

なにしろ、愛犬の「体重」と「後ろ肢の高さ」だけ測定すれば、愛犬にぴったりの「ウォーキンホイールズの車椅子」を入手する事ができるのですから。

歩けない愛犬のための車椅子
http://www.handicapped-dogs.jp

車椅子ユーザーの動画紹介

2010年に初めてWalkin’ Wheels(ウォーキンホイールズ) の車椅子を日本で
販売することになって、早くも 10年以上の月日が流れました。
その間、日本全国の数多くの愛犬家の皆様からご支持をいただきました事を
心から感謝いたします。

怪我や病気、事故や老齢で、自由に歩けなくなった数多くの愛犬達に再び
歩ける喜びを与えることができたのは、飼い主さん達の優しい心づかいと
歩行機能をよみがえらせた車椅子だと思います。

車椅子で歩けるようになった愛犬の飼い主さんから喜びのメールをいただく時
ウォーキンホイールズの車椅子を日本に紹介できた事を改めてよかったなあと
感じるのです。 これからもずっとお手伝いさせていただきたいと思います。

さて、今回は車椅子のユーザーさんのYouTube 動画をご紹介させて頂きます。
「老犬、車椅子でお散歩」ボン君の東京散歩
ラージミュンスターレンダーという大型犬のボン君(当時15歳)が
ウォーキンホイールズの車椅子(WW400) で東京を闊歩する動画です。

ボン君は、3年前までは車椅子を使わなくても自由に歩いて散歩を楽しむ事が
できていましたが高齢のため1年前から車椅子を使うようになりました。
「ボン君の東京散歩」をご覧になってコメントがありましたらお待ちしています。

https://www.handicapped-dogs.jp