雪の山小屋

昨年は日本にとって、文字通り非常に過酷で大変な年でした。 
今年、2012年は皆が元気に笑えるような年であって欲しいです。

もう何年も前ですが、友人の手伝いを得て兵庫県の宍粟市の森の中に
ちっぽけな山小屋を手作りで建てました。 以来、私は暇さえあれば
愛犬達を連れて山小屋に行き、そこで自然にひたるようになりました。

1月4日が、今年最初の山小屋行きでしたが折りしも
雪が降り出して、山小屋は雪に覆われていきました。

ロフト付きの四畳半くらいのちっぽけな山小屋ですが、大型犬2頭と
私だけならちょうど良い大きさです。  

よく雑誌やTVに出てくる豪華な別荘とは違い、しゃれた家具など
皆無ですが、唯一アンデルセンの薪ストーブだけが私の贅沢品です。

ウィスキーのロックをちびりちびりやりながら、ストーブの中で
燃え揺らぐ薪の炎を見ながら夜を過ごすのが好きなのです。

うちのラブラドール・レトリーバーは、今年の6月で
どちらも、13歳と10歳になりますが今でも雪の上を
走り回るのがとても好きなのです。

私が山歩きに疲れて山小屋に戻っても、まだ歩きたらないのか自分が納得するまで
雪の上を散歩し続けるのです。 まだまだ達者な13歳犬 (人間にすれば68歳)。 

こんな達者な13歳犬ですが、約2ヶ月前に急に階段をあがれなくなったり
いつものように、車のトランクに飛び上がれなくなったことがありました。
しかし、豚骨を粉にしたサプリメント(ポチの見方)を食事に混ぜて与えだしてまもなく
元のように元気に走りまわれるようになったので飼い主ともども喜んでいます。

とにかく、山小屋で愛犬たちと過ごすひと時は私の至福のひと時なのです。
こいつらに こんな顔で見つめられたら、死して分かれるまで山小屋には
一緒に連れて来ようと思わずにいられません。

山小屋のあるこの森の中で、時々野生の鹿と遭遇することがありますが
今年は、何回 鹿と出くわすだろうか、薪ストーブの炎の揺れをみつめながら
ふとそんな事を思いながら、冬の夜は深深と過ぎていきます。

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