犬の認知症

人間に「認知症」という病があるように、犬も認知症になります。

そもそも、犬の認知症とは、
『高齢化に伴って、一旦学習によって身に付いた行動や運動機能が
著しく低下し、飼育が困難になること。』と定義されています。

高齢犬の簡単な認知症テスト(JVM.Vol58)をご紹介します。

1.夜中に意味もなく単調な声で鳴きだし、止めても鳴き止まない。
2.前のめりにとぼとぼと、円を描くように歩く(旋回運動)
3.狭いところに入りたがり、自分で後退できなくて鳴く
4.飼い主も、自分も名前もわからなくなり、何事にも無反応
5.よく寝て、よく食べて、下痢もせず、痩せてくる。

上に該当することが、1つでもあれば認知症の疑いあり
2つ以上あれば認知症と診断されます。

では、どんな犬が認知症になるのかですが
洋犬は、認知症にかかりにくいと言われています。

認知症になる犬は、主に日本犬で
柴犬や柴犬のミックス、紀州犬、甲斐犬、北海道犬などが
認知症にかかる比率が大きいようです。
認知症を患っている犬の8割以上が日本犬というデータが
あると言われていますので、10歳を過ぎた日本犬を飼っている人は
普段から愛犬の様子を注意してチェックすることが大切です。

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