車椅子のサイズ選びのヒント

ウォーキンホイールズの車椅子は、愛犬の「後ろ肢の高さ」だけを測定すれば
どんな体型の愛犬にも、ベストフィットする車椅子を選ぶことができます。

さらに、フレーム・サイズの調整は、三次元方向に簡単に調整できる画期的な
車椅子という点が、多くのユーザーの皆さんの信頼を得ている大きな理由です。

ただし、一つ問題が・・・
体重9キロ以上対応の車椅子には、7種類のサイズがありますが、
http://handicapped-dogs.jp/ww-std/std-3.htm
各サイズごとの後ろ肢の高さの基準のどちらのサイズを選ぶか迷う時です。

たとえば、
WW200
は、後ろ肢の高さ 30cm~38cmですが
WW300は、後ろ肢の高さ 38cm~46cm となっているので
自分の愛犬の後ろ肢の高さが、38cmの場合、どちらを選べば良いのか
迷うことがあります。

こんな場合は、実際は38cmより少し低めと思えば WW200
もしも、38cmよりも少し高めかなと思えば、WW300 をお勧めします。

ウォーキンホイールズの車椅子の高さは、
車軸の長さを、スナップボタンで 7段階に調整できるのですが
その他にも、こんな方法で高さを調整することができます。

1) 下半身(お尻)をサポートするレッグリングのベルトの長さを
   少し長めにしてレッグリングが少したるむようにセットすることで
   高さを、3~4cm程度低くすることができます。

2) ホイールの車軸を少し後ろ側に傾くように角度を調整すれば
   これにより、高さを 2~3cm程度低くすることができます。

どうしても自分では決め兼ねるという場合は、
ご注文の前に私どもにご相談されることをお勧めします。
犬種、体重、年齢や、現在の健康状態などをお聞きしてベストな車椅子を
おすすめするようにしています。

これは、WW300を購入されたお客様の愛犬の写真です。
購入後、WW200への交換を希望されましたが、上記のアドバイスで
レッグリングと車軸の角度を調整することで、WW300で問題なく
使えるようになった実際の例です。

ゴールデン・レトリーバー (15歳、後ろ肢高さ 38cm、体重16kg)

  通常、レッグリングは、たるまないようにセットしますが
  ベルトの長さを調整して少したるませるようにアドバイスしました。

    

 オプション商品のリフトハーネスの場合も同じです。


 

ホイールの車軸の角度は、0度から90度まで調整できます。

少し、後ろ側に傾くように角度を調整するようにアドバイスしました。
 

これで、後ろ肢の高さが 38cmの愛犬にも
「お陰様で、WW300がベストフィットするように調整できました。」との
ご連絡を愛犬のオーナーさんからメールでいただきました。

長くなりましたが、車椅子のサイズ選びにお迷いの方の参考になりましたら幸いです。



 http://www.handicapped-dogs.jp

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